Diary

寒い2月の最終日


先週あんなに暖かい日が続いたのに、今日は朝から雪が降る寒い一日となりました。花壇に植えてあるムスカリやチュウリップの球根の芽が少しずつ伸びてきていたのにこの寒さでは花を咲かせるにはまだまだでしょう。暖かかった先週、子どもたちも春を感じたのか「園長先生、アリまだ出てこないのかなあ!?」と地面のあちことを眺めていました。「ここはあまりお日様が当たらないから、教会の方を探してみたら?」と例年ならば一番早くアリが姿を現す所を教えてあげたのですがまだ出てきていませんでした。少しでも早くムスカリロやクロッカスが咲きアリが出てくる春になって欲しいものです。花粉だけはご勘弁願いたいのですが…。
 さて、保育園に沢山の卒園記念のお人形が届いて以来、子どもたちはままごとやお家ごっこ!?と言われるような遊びに興ずる姿が見られます。そこで、もしかしたら?と思い、子どもたちの体格、手の大きさにぴったりのTOY PIANOを一台買って来てみました。そのピアノを朝、子どもたちと一緒に箱から取り出したところ、それこそアリが甘い物か餌の虫に群がるかのように集まり「うわ〜!すご〜い!ひいてみたい!」と大喜び。女の子は勿論、男の子までが鍵盤を叩き、不協和音が保育室中に響き渡りました。そんな中、ピアノを習っている5歳児の女の子たちは普段練習しているピアノ曲を披露しあい、火花を散らしていたようです。こんなに喜んでもらえるならということで、あと数台購入しようと思っています。
明日から弥生3月。今年も別れと出会いの時期となり色々な感情が交錯しますが、その一期一会を大切にしたいと思います。
2011年02月28日(月) No.331 (園長日記)

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