Diary

じっと見つめるその先は・・・


 今日は、○○商事という業者の方々が朝から来園し、子ども達の布団を一枚一枚殺菌乾燥して頂きました。健康な身体を作る為には、食事、睡眠、あそびは欠かせません。そして少し大袈裟ですが、人生の三分の一は睡眠という事を聞いた事があります。それを考えると、どんなもので寝るかという事は大切なことになってくると思います。子ども達はいつも自分達が寝ている布団を乾燥してくれる方々が、どんな事をしてくれるのか興味津々で見入っていました。そして、昨年度の卒園記念品として保護者の方々から頂いた「木の家」の二階は布団乾燥機の中を見るのにはベストポジションだという事を子ども達が発見し、木の家の二階に登り、暫く眺めている子ども達でした。すると扉が開き、布団が見え湯気が出てきて、子ども達とM先生が「うわあ〜あったかい」と湯気のあたたかさを肌で感じていました。布団乾燥をして下さるおじさんが「今日はこのあったかい布団でお昼寝できるね!」と言われると「うん!早くお昼寝した〜い」と体力もついてきた為普段はなかなか寝むれない5歳児のH君が一番に答えていたのが可笑しかったです。5歳児は卒園・入学を前にお昼寝の時間を少しずつ短くしながら過ごしていますが、その中でも短い時間であっても、疲れた身体をゆっくり休める事が無理なく出来るよう、5歳児に限らず伝え続けていこうと思います。そして無事に終了すると、一部始終を見ていた2歳児のY君が一言。「ありがとね〜」と呟いていました。思わず出た心からのありがとうの言葉に業者の方はにっこり微笑んでいました。ふわふわになった布団で眠った子ども達はきっとぐっすり眠れた事でしょう。どんな夢をみたのかな.・・・。
2011年02月22日(火) No.328 (保育日記)

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