Diary

友達っていいもんだ


 一昨日の事となりますが、教会にて来年度の入園説明会が行われました。四月より保育園の仲間となるお子さん、そしてお子さんを預けお仕事なさる保護者の方に入園前の不安が少しでもなるようにとお話をさせて頂きました。
入園説明会に限らず、新しい友達を迎える事は保育園としてだけではなく、在園する子ども達にとても嬉しい出来事だという事を思わせる出来事がありました。それは、去年の2月より妹が産まれる為に保育園を一時退所していたT君が2月に園に久しぶりに園に戻ってきてくれました。最初の頃は緊張したり不安になって涙を見せたりする姿も見られていたTくんでしたが、クラスの皆はT君が登園するのを楽しみに待っていました。中でもT・O君は毎朝自分が登園すると「T君来る?」と嬉しそうに確認してからおはようぶっく(シール帳)にシールを貼る日々が続いています。久しぶりに再入園したT君は、待っていてくれる友達がいるという事が嬉しい様で笑顔が多く見られ、遊んでいます。給食の時間も特に決められた席はなく自由に座っているので、T君とT・O君は仲良く並んで座り美味しそうに給食を頂いています。思えば、T・O君は1歳の時に入園しその時在園していて、迎えてくれたのがT君でした。今回はその反対となりT君を優しく迎えてくれたT・O君。当時の事を懐かしく感じながらこの出来事をお母様に伝え、一緒にT・O君の成長を喜び合いました。日々子ども達は、友達同士の関わりを通して心も身体も大きくなるのだという事を感じました。T・O君はきっと自分が入園した時にT君が優しく迎えてくれた経験が今回友達にも自然にしてあげる事が出来たのだと思い、とても嬉しく思いました。子ども達一人ひとりが周りの友達の存在にも気付き認めあえる仲間でありたいと思いました。そして時々は喧嘩してしまったり叱られてしまったりすることもあると思いますし、そのような経験を通して成長するものだと思います。毎日色々な事がある保育園生活ですが、朝起きて子ども達が「今日も保育園いきたい」と思える様に子ども達を見守りながら、進級・入学を前に残りの日々を過ごしていきたいと思います。
そして昨日より始まっている保育参観では、子ども達一人ひとりそして周りの友達の成長に気付いて頂き励ましの言葉を掛けて頂けましたら嬉しく思います。


2011年02月10日(木) No.320 (保育日記)

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