Diary

自然には勝てません


各クラスの礼拝を終え明日の入園説明会の準備のため教会へ行こうとしている時、2歳児クラスのM先生が「園長先生、大丈夫ですか?さっき駅前に散歩に行った時電車が止まっているって言ってましたよ」という情報を伝えてくれました。確かに、今朝仙台駅でいつもの電車を待っている時「本日、風の影響が予想されるため○時○○分発、○○行きの列車は運行を取りやめとなりました。大変申し訳ありませんが、○○方面にお越しの方は○番線ホームの列車にご乗車ください」というアナウンスをしていた事を思い出しました。午前中はそんなに風が強い印象を受けなかったのですが、次第にピュ−ピュ−と音がするほど風が強くなり、その風と音に「この風ではもう駄目絶対電車は遅れている」と電車が遅れている事を覚悟して、期限の迫っている仕事を片付けることにしました。ところが、それがいけませんでした。出来る限りの仕事を終えて7時過ぎに駅に行くと電光掲示版には赤い文字で列車が走っていない事がエンドレスで告げられていて、改札前には朝いつも一緒の車両に乗っている何人かのサラリーマンの困った顔が…。電車が遅れていると思っていたのですから仕事をほどほどで切り上げ、電車に乗るべきだったと反省しました。何故なら仕事を終え帰宅しほっとしていたであろう3歳児クラスのY先生が名取駅まで送ってくれたり、午前中に電車が遅れていることを教えてくれたM先生が心配して連絡をくれたりすることがなくて済んだのですから…。何とか無事に仙台に到着し自宅までの道程、パルコやアエル前、花京院スクエア前などで吹くビル風には驚かされました。正に「北風と太陽」のお話通り、あんなに強い風が吹いたら絶対に外套を脱ぐ気にはならないと思いました。最後にY先生、M先生ご迷惑やご心配をお掛けしました。そして、ありがとうございました。
2011年02月07日(月) No.317 (園長日記)

No. PASS