Diary

おくすりぬって〜!!


 「寒いからお外行きたくなーい」時々、そんな声も聞かれる程寒い毎日が続いています。確かにしっかり防寒着を着て、手袋をしても正に寒さが身に染みるといった感じの日々です。冬の寒さを身体で感じながらも、身体を動かして遊ぶと身体が温かくなる事を一緒に体験しながら過ごしていきたいと思っています。
 さて今日お昼寝から目覚めた3歳児のT君が布団の上からなかなか起きて来なかったので、「どうしたの?」と声を掛けてみるとT君は涙を浮かべ、自分の足を触りながら「せんせい おくすりぬって〜!!」と泣いていました。私は何処が痛いのか教えてもらおうとT君の足を触ろうとすると「ビリビリ痛いからダメ(触らないで)!!」と足に触れられる事を拒むT君の様子を見て、私はもしかして足が痛いのは何処かにぶつけたからでも、捻ったからでもなく、お昼寝をしている間に足がしびれて痛いのではないかと考え、T君の足を撫でながら、お昼寝をしている間に足がしびれて痛いのかもしれない事、足のしびれに塗る薬はない事を伝え、おやつを食べて様子を見る事にしました。おやつを食べ、暫く経つとT君は数分前まで泣いていた事が嘘のように笑顔になり「先生、治った!!」と教えてくれました。T君はきっと(初めて)足がしびれるという経験をし、不思議な感覚に怪我をしたと勘違いしてしまったようです。改めて子ども達は、日々色々な経験をし、成長していく事を実感しました。 
2011年01月24日(月) No.310 (保育日記)

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