Diary

東京出張


今日は久しぶりに東京に行ってきました。仙台から南に約350kmの東京はとても暖かく、まるで仙台の春のような陽気!?当然、雪などなく僕の必須アイテムとなっている手袋やマフラーなんて必要ありませんでした。
 さて、東京に向う新幹線の同じ車両に乗り込んだ年配の女性9名、どうやら日本一高い山のふもとにある湖にお出かけらしく、皆さんやけにハイテンション!仙台駅を出発するや否やシートの向きを変え、それぞれが持ってきたお茶やみかん、その他にもお菓子等を広げ出し、満員の乗客にお構いなしで大きな声で話しが始まり大騒ぎ!!中には東京までの時間、眠ろうとしている乗客やパソコンを広げているサラリーマンがいるのに…。僕も本を読んでいたのですが通路を挟んだすぐ隣りから聞こえて来る大声と笑い声に閉口でした。こんな姿を綾小路きみまろがネタにするのでしょう。しかも、聞くつもりはないのですがあまりにも大きな声なので聞こえて来る会話が「ねえ、ねえ、○○先生、△□※ですよね」「□□先生は△×○*ですか?」「××先生、ほら富○山が見える見える」と自分の席から離れ大喜び・・・。聞こえてきた会話から、おそらく僕と同じような職業の方と察しがつきましたが、そう思うとこの女性客のモラルのなさにとてもガッカリでした。
それから、中央線でも山手線でも東京メトロでも、多くのサラリーマンが眉間に皺を寄せ、何となくイライラしているかのように感じました。そう考えると、ピュアな心を持った子どもたちといられる自分は幸せなんだなあと思いました。でも、先生たちが僕を見たら僕も眉間に皺を寄せていると感じるのかも知れませんが…。

※先日、書く事を失念してしまったのですが、1月17日は阪神大震災から16年を迎えました。いつ起こるか分からない大地震。もし阪神大震災と同様に1月に東北で起きたら。しかも、雪の降り続いている所で起きたらどうなるか、考えただけでぞっとします。だからこそ日々の備えが必要なのだと思います。そして、その備えとは物だけでなく、それ以上に大切なのは人と人との繋がりである事を忘れないことを肝に銘じたいと思っています。
 最後に、16年前の震災で命や家を失った方々、そして心に負った傷が今なお癒されていない方々に安らぎが来る事を祈ります。
2011年01月19日(水) No.308 (園長日記)

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