Diary

喜び?それとも苦笑い?


 今朝は、降り積もった雪で子ども達と雪合戦やそり遊び、小さなかまくら作りをして遊ぶ姿、雪に触れているだけで喜ぶ姿が見られました。そんな中、R君とMちゃんを連れて来て下さったおばあちゃんが「先生すごい雪だね、子ども達は大喜びだけど、私は車の運転が怖くて、保育園と山だけに降ってくれれば良いんだけどね。でもうちのRとMは朝から雪で遊んできたからね、喜ぶ顔を見ると何とも言えないんだけどね」と苦笑いして話してくれました。おっしゃる通り、車や電車で通勤している方々にとって毎日の天気はとても気になりますし、雪道の運転はとても神経を遣います。これからの季節朝の忙しい時間帯、道路が凍結している事も考えられますので、どうぞお気を付けて園までお越し下さい。
そして遊んでいる時に、Hちゃんが突然「せんせい今日の給食なにかな?」と話掛けてくれました。そして続けて「Hが好きなの(食べ物)だといいな〜」と教えてくれました。昨日、アエルにて自主研修が行われ、堤ちはる氏の話を聞く機会がありましたが、その中で人は誰でも嫌いな食べ物や苦手な食べ物があるが、「嫌いだから食べなくて良い」ではなく、私達が調理の工夫やほめる事をしながら、苦手な食べ物を克服していく事が大切だということでした。子ども達は褒められる事で自分にも自信が持てるようになるとのことです。そして色々な食べ物が食べられるという事は単に食べ物だけに留まらず、将来的には色々な人を受け入れる事にも繋がるとのことでした。直ぐに逃げ道を示していると何事も逃げてしまうようになってしまうので、小さなころから何事も「やってみよう」と思い挑戦する気持ちが大事なのだと改めて感じ、考えさせられる研修となりました。
2011年01月17日(月) No.306 (保育日記)

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