Diary

初泣き?!


 今朝は園庭に「つらら」が出来る程、寒い朝でした。つららを見つけたY先生とH君、T君は声をそろえて「ほら、みて!!つらら!!」と見上げていました。そして子ども達は、どうにかしてそのつららを触りたい、取りたいと考え、普段は縄跳びなどが入っている籠を重ね、更に背伸びをして自分達で取る事が出来て大喜びでした。しかし、つららに触れた瞬間、思った以上に冷たかった様で掴んだ手を離してしまい、つららは地面に落ちてしまいました。H君とT君は落ちたつららを大事に拾い集め、解けて水滴が滴り落ちるようすを眺めたり、アイスに見立て舐める真似をしたりして遊びました。
今日も少しの時間でしたが、自然の力の不思議に気付くことが出来ました。
又、今日は北風吹く中、元気に散歩に行ったクラスもありました。職員室にいた私に「いってきま〜す」と言うH先生の声に合わせるように元気に手を振る0歳児のS君でしたが、散歩から帰ってきた時には笑顔は消え、泣き顔に変わっていました。「何か悲しい事があったの?」と聞いてみると担任のH先生が「寒くて泣いているんです」と教えてくれました。納得です。今日の寒さ、そして風は子ども達にとって泣きたくなる程の冷たさだったようです。続いて散歩から帰ってきた1歳児クラスの子ども達も寒さの為に号泣していました。
 0歳児の子ども達は、悲しい・痛い・お腹が空いた事等の気持ちを「泣く」事で表現しますが、そんな子ども達にとって、今日の泣きたくなる程の寒さを肌で感じる事が出来た経験はきっと貴重な体験になったのではないでしょうか。
2011年01月07日(金) No.300 (保育日記)

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