Diary

喜び


 12月になりAdvent期間(クリスマスが近付くのを楽しみに待つ期間)に入りました。保育園全体ではクリスマスを迎える為の準備が進められ、各保育室からは讃美歌を讃美する声が聞こえてきたり、ホールに布団を敷きながら、聖誕劇の台詞を呟いてみたりする子ども達の姿が見られています。当日まで子ども達と共にクリスマスの本当の意味を考え、迎える為の準備を進めていく事が出来るように見守っていきたいと思います。そして保護者の皆さまにも色々な形で「クリスマス」の意味を子ども達を通して伝える事が出来、当日は皆でクリスマスの喜びを祝う事が出来ればと思っております。
さて、先日のホームページの園長日記の中にありましたが、子ども達がサンタクロースに宛てて描いた葉書が届き、宮城県が一位になり宮城県にフィンランドからサンタクロースが来てくれる事が正式決定したという記事がありました。私はそれから子ども達とサンタクロースの話になる度に「皆の描いてくれた葉書がサンタクロースに届いてフィンランドから会いに来てくれるんだって」という事を伝えていた所、今日になって朝一番にS君とT君が勢いよく走って来て「せんせい!!サンタさんフィ フン あ! フィンランドからサンタさん来るのっていつだっけ??」と何時になく真剣な表情で聞かれました。私は直ぐに「18日と19日だよ」と教えてあげると「S君サンタさんに手紙書いたから!!」「ママにおしえて行くんだ〜」とサンタクロースが来る日を何回も呟いていました。子ども達にとって、クリスマスを迎える喜びと同じ位、フィンランドからやってくるサンタクロースに会えるという事も大きな喜びとなっている事を感じた出来事でした。
2010年12月01日(水) No.278 (保育日記)

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