保育日記

東京タワー？！

　今朝Ｔ君が登園すると「先生！テレビのお姉さんが今日雪が降るでしょうって言ってたよ」と教えてくれました。Ｔ君は続けて「ほら見てごらん。お山にも雪降ってるじゃん。早く雪降らないかな～」と蔵王の山を指差し嬉しそうに教えてくれました。寒くても雪が降る事を今から楽しみにしている様子が伝わってきました。そしてこの時、Ｔ君の傍にＹ君、Ｍ君もいて教会側の西門から蔵王連峰を皆で眺めていました。すると突然Ｙ君が「せんせー！東京タワーある！！僕東京タワーに登った事あるんだ～！」と。もしかしてと思いながらも指差す方を見て見るとそこには、大河原中央公民館の向かいのＮＴＴの屋上に立っている電話塔が見えました。Ｙ君は電話塔が東京タワーに見えた様です。「あれは東京タワーに似ているけど電話塔って言うんだよ」と伝えると「違うよ！東京タワーだよ」とまだ納得していない様子でしたが、いつかきっと分かってもらえる日が来る事を信じて・・・。大河原に居ながら東京タワーが見えるとは何とも幸せな子ども達だなと思いました。そして改めて子ども達の考えている事の面白さに心が和んだ時間でした。
これから少しずつ、クリスマスの本当の意味を考えながらクリスマスをを迎える準備をしていきますが、目の前の事だけにとらわれず、ゆっくり子ども達と関わったり、子ども達の気付きを大切にしながら過ごしていきたいと思います。

2010年11月29日（月） No.275 (保育日記)

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