保育日記

感激の涙

今日は０歳児と２歳児の子どもたちをバスに乗せて、大河原消防署と大河原警察署と介護老人保健施設（さくらの杜）に果物を届けに行ってきました。朝からジュニアシートやチャイルドシートをバスのシートに着け、準備万端いざ出発！！消防署では救急車、消防車、そして、梯子車まで見せて頂き興奮状態。０歳児の中には30㍍も伸びる梯子車の梯子に少々驚き、後ずさりする様子も見られましたが。警察署では先日の防犯訓練の人形劇に来てくれた、安心の“あんちゃん”ののぼりに気付き「あっ、あんちゃんだ！」と叫ぶ２歳児の姿、その子どもたちの姿に目を細める警察の方々の笑顔が印象的でした。そして、最後に尋ねた老人施設では、沢山の入所者の方々が子どもたちを出迎えて下さっていました。そんな大勢の入所者に臆する事なく、子どもたちは果物のほか、手作りの饅頭やモビール、讃美歌をプレゼントすることができました。その子どもたちの歌声や笑顔、そして子どもたちの握手に感激して下さったのか、涙を流し「ありがとう」「かわいいいね」「げんきでね！」等と声を掛けて下さるおじいちゃん、おばあちゃん。きっと子どもたちから元気をもらい喜びのあまり自然と涙が溢れ出したのでしょう。そんな入所者の方々の姿と対照的に当たり前の様に握手する子どもたちの姿を見て、こんな触れ合いが常々出来る社会でありたい、核家族化によって失われつつある大家族の良さ、大切さを子どもたちに伝えたいそんなことを考えさせられました。お忙しい中、お時間を作って下さった、消防署、警察署、さくらの杜の方々、ジュニアシートやチャイルドシートをご準備下さった保護者の方々に感謝致します。

2010年11月24日（水） No.270 (園長日記)

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