Diary

子どもはみんな同じ!


今日も午前中、仙台で仕事をして出勤しました。朝8時過ぎ、仙台駅からクリネックススタジアム方面に歩いていると、いつものように、ある幼稚園の子どもたちが登園のために園バスを待つ姿がありました。その子どもたちの足下には先週は特別目立たなかったケヤキの落ち葉がたくさん落ちていました。その落ち葉の感触を確かめたいのか楽しみたいのか一人の男の子がケヤキの葉っぱを踏みしめニコニコしています。すっかり乾燥してカサカサと音をたてている落ち葉を全て集め保育園に持って来ることができれば“やきいも”も“落ち葉の露天風呂”もあっという間にできるのだろうなあ!?なんて思いました。子どもが吹きだまった落ち葉を踏みしめたり、雨上がりの水たまりに入ったりするのはどこでも同じであることを再確認しました。そして、都会といわれる所は意識的に自然を作っているからこそ、小さな自然に気付くことが出来るのかもしれません。
 昔(僕が小さい頃)は仙台駅東口は駅裏といわれ、今とは全く違う雰囲気でした。そんな中にコマ屋さんが数軒あり、目の前でコマを作ってくれたりと魅力的な所でもあったのです。都会になるにつれ失われてしまうことがこれからも増えるのでしょうが、良いものは残して欲しいものです。でも、良いものの規準となるものが近年求められている利便性となってしまっているという事から考えて難しいのでしょうね。
2010年11月12日(金) No.261 (園長日記)

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