Diary

雨の中の遠足は森の幼稚園みたい!?


今日は4,5歳児がバスに乗って遠足に行って来ました。昨日、そして今朝のNHKのニュース・天気予報では午前中はくもりの予報だったのに、既に朝から雨!僕が仙台の自宅を出たときには雨は降っていなかったのに、電車が岩沼に到着し扉が開いた時、同じ車両に乗っていた学生が「えっ、雨降ってる!」と言うのです。その雨は遠足中ずっと降り続きました。それでも、今回は少々の雨でも森を探索するという子ども達と先生達の意向もあり長靴とレインコートを身につけグリーンピア岩沼の散策路を歩き(走り)ました。所々に落ちている栗や松ぼっくり、どんぐりを拾い大喜びする姿は、まるでデンマークやドイツの「森の幼稚園」の子ども達を彷彿させるものがありました。ただ違うところは、森の幼稚園の先生達は自然に対しても様々な見識を持っているということ。それに対し、我が園の先生達は木や花の名前をあまり知らないこと「このアオダモって木、何の材料になるかわかる?」と聞いても「…」だったり「この花何だか知ってる」と聞くと「○○○」と答えてくれるものの正解でなかったり…。これから少し森の勉強をしなければならないかも知れません。(^^;)
お天気が良ければもう少しじっくりと自然と関わって来たかったのですが…。 
さて、今日のこの雨も雨男の僕が降らせたような気がしてなりません。そう考えると今日は保育園に残るべきでした。楽しみにしていたお家の方々の手作り弁当も結局は外で食べることは出来ませんでした。それでもすぐ近くにある「岩沼高等学園」の校長先生はじめ、先生方が室内をご提供下さり、雨に当たることなく食事をすることができました。本当に感謝です。食後は仙台空港に寄り展望デッキから飛行機が離発着するのを観て来ました。子ども達はその様子に歓声を上げていました。園までの帰路はさすがに疲れたらしく徐々に騒々しい声が寝息に変わり、保育園に到着しても寝ぼけている子どももいました。今日の夜、彼らはどんな夢を見るのでしょうか?!
2010年10月28日(木) No.248 (園長日記)

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