Diary

芸術の秋


 今朝子ども達と園庭で遊んでいるとS先生が「先生!ここ危ないですよね?」と教えてくれました。見ると、園庭の物置の所から大きな石が飛び出ているではありませんか!!石を動かす事も出来ず子ども達が転んでからでは大変だという事になり石をダンボールで覆いすずらんテープ(荷物をまとめる時に使うもの)で結ぶ事にしました。すると出来上がりが何かに見える・・・「ム○クの叫び」にそっくりでした。しかし顔を描いてしまうとそれにしか見えなくなるので敢えて顔は描かずその代わりに「なににみえますか?」という看板を立てる事にしました。するとT君は「あの、ひっくり返す時計。そう砂時計!」と「こっちからみると(見る方向を変えると)さかなに見える」H君は「誰かの顔みたいだな・・・。」と頭の中で想像が膨らんでいるようでした。子どもたち一人ひとり色々なものに見えたようで想像して楽しみました。私はム○クの叫びにしか見えなかったものが子ども達は次々と色々なものに見え、子ども達の頭の柔らかさに思わず「なるほど〜」と納得させられてしまいました。子ども達と先生方と一緒に何に見えるか考えていると、皆で作品展やってみようという事になり話が進みました。T先生とYちゃんはギザギザになっているスコップで地面にコスモスを描き、沢山のコスモス畑の地上絵が出来上がりました。Hちゃんは「はい スペシャルケーキ」とコスモスの花が飾ってあるケーキを出展してくれました。少しの時間でしたが肌寒い朝のひと時に心温まる作品展が開かれました事をご報告させていただきます。もし、お時間がある方は小さな作品展を是非見にいらして下さい。作品が違うものに変わっている事も考えられますので予めご了承ください。 
2010年10月19日(火) No.237 (保育日記)

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