Diary

想像!? 創造!?


 今日は朝から雨が降ったり止んだりの一日でお部屋でじっくり遊ぶには絶好の日でした。雨だから気分も雨模様なのか休み明けで寂しくなったのか、目から雨の様な大粒の涙を流し、登園する子どもの姿や雨だから出来る遊びをじっくり遊んでいる姿等が見られています。雨だからできる遊びを子ども達と一緒に考えたり恵みの雨に感謝しながら過ごせる一人ひとりでありたいものです。
 そんな中、のぞみ組ではカプラ(木製玩具)で子ども達が遊んでいました。私も一緒に遊んでいると、何処からともなくこんな歌が聞こえてきました。「みんな あつまれ〜かみのみつげで〜」と。私も一緒に歌い、登園してきた子ども達と挨拶しているといつの間にかカプラで素敵なものが出来上がっていました。「これなあに?」と聞いてみると「はこぶねだよ のあの箱舟」と教えてくれました。子ども達は讃美歌を歌いながら、のあの箱舟を作っていたのです。子ども達が自分達で考え、そして最初箱舟だったものが少しずつ増え形も段々と変わり「これはMちゃんの部屋だよ ここはトイレ」と一つずつイメージして作っていました。周りでは「すごいね〜!」という声が聞かれ気付けばカプラを作っている子どもが増えていました。遊びが広がり、仲間も増えていました。


「カプラ」はフランス生まれのおもちゃ オランダ語でこびとの板とも言うそうです。その名前の通り手のひらに乗るほどの薄くて小さな板です。全て同じ形 同じ大きさの木片を積み重ねて遊ぶ玩具ですが単純だけどあらゆる形を作る事ができる「カプラ」は別名「魔法の板」とも言われます。
                       筒井書房 冨安智子 引用    
保護者の皆さまも一枚の板から そうぞう を広げ是非お時間がある時一緒に遊んでみて下さい。


2010年10月04日(月) No.227 (保育日記)

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