Diary

晴耕雨読!?


本来ならば今日のようなお天気には正に晴耕雨読日和であり、読書をして過ごすべきなのでしょうが、元来僕はじっとしている事が苦手。そんな事もあり読みかけの本をリビングのテーブルに置いたまま予定通りに木の実拾いに行く事にしました。本当は読書を実践すべきかとも思ったのですが、何しろこの雨ですので早く拾ってしまわないと落ちた木の実が腐って土に帰ってしまう事もあるので…。何事もそうですが時期を逃してしまうと欲しかったものを手に入れることが難しくなるものです。特に自然界はそれが顕著で数日前には咲いていた花が散っていたり、青虫だった幼虫がさなぎになり、そのさなぎがいつの間にか蝶になっていたりということもあるのではないでしょうか。そんなことが僕を木の実拾いへと向わせたのだと思います。
 さて、さすがにこの雨の中、木の実を拾うような変わり者はいるはずもなく傘をさしすれ違う学生達は怪訝そうな目つきで僕を見ながら通り過ぎて行きました。そうかと思うと研究室から僕の姿を見ていたのか、おそらく外国から勉強にいらしていると思われる方が「その実は食べられるのですか?何と言う実ですか?」と話し掛けてくれました。「食べられるようですが、僕は子ども達に…」と話すと笑いながらうなずき、また建物の中へと戻って行きました。 また、これまで随分お世話になった先生に偶然お会いしました。傘をさし袋をぶら下げた変なやつが「M先生!」と声を掛けたのですから驚かれたのだと思いますが「おお!元気?何してるの?」と「運動会が近いので子ども達に何か作ってあげようかと思って…」なんて答えるとニコッと微笑まれました。ほんの数分お互いの近況報告をして分かれましたがM先生は来月アメリカに行かれるとのこと!羨ましい限り。とはいえ僕も来月、和歌山へ出掛ける予定があります。そのためにもなかなか片付かない仕事を片付け読み進まない本を読まなければ。

※とちもちの作り方を調べてみたところその大変さを知りました。昔の人たちの知恵と根気強さには改めて脱帽です。しかし、だからこそ益々とちもち作りをしてみたい気持ちになります。そして僕が拾っている、あのとちの実がネット上で凄い価格(お米より遥かに高価)がついているのを知り二度ビックリでした。季節限定で副業を始めようかな(~_~メ)!?な〜んて
2010年09月23日(木) No.218 (園長日記)

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