Diary

心の洗濯


今日は“遊ぼう会”の時に子どもたちにプレゼントするペンダントの材料集めのために、東北大学川内キャンパスに木の実を拾いに行って来ました。ここ数年子どもたちに木の実や小枝などを使い手作りのペンダントを作っていますが、今年は猛暑だった事もあり例年ならこの時期に落ち始めるどんぐりが落ちていなかったりと、自分の中での構想通りにいかなそうな感じがします。しかし、何とかこれまでと違ったプレゼントを子どもたちのために作りたいと思います。
 ところで、この木の実を拾っている時やプレゼントを作っている時はいつのまにか夢中になっていて心の中にある雑念を忘れられます。反面、何を作るかを考えつくまでがなかなか大変で、構想が出来た後は時間との戦い!?にもなるのです…。今日も夢中になりすぎていつのまにか蚊にさされていることに気づきませんでした。木の実が持参した袋一杯になったので帰宅する前に手を洗いたく県立美術館に寄ってみたのですが、今日は敬老の日ということで、常設展と佐藤忠良記念館が無料で観覧が出来るというのです。なんとラッキー!!手を洗った後、しばらくぶりに絵画鑑賞をしてきました。絵画鑑賞、これもまた木の実拾い同様心の雑念を忘れさせてくれます。大学時代、F80号とF60号の油絵を描きましたがやはり何と言っても難しいのは目を描く事だと思います。改めて美術館に飾られるているような絵は魂がこもっていて、不思議な力を持っている事を感じました。
以前勤めていた幼稚園は美術館からそんなに離れていなかったこともあり、子どもたちと美術館見学などもしました。幼い時から良いもの本物に触れる機会が与えられることは大切な事だと思います。また、子どもたちの前に立つわれわれが先ずいいもの本物に触れることが大切なのですが。
何はともあれ今日は心の洗濯が出来ました。
2010年09月20日(月) No.215 (園長日記)

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