Diary

第三回ハープコンサート


 7月より石塚希さんをお迎えし、月一回ハープコンサートを行い毎回素敵な演奏を聞かせて頂いています。素敵な曲を聞いたり時には一緒に讃美歌を歌ったりと年齢に合わせて演奏して下さり教会にハープの素敵な音色が響き渡る時間です。今日は9時に教会で石塚さんと待ち合わせをしていたので鍵を開け掃き掃除をして石塚さんを待っているとS君が「先生何してるの〜?」と話しかけてくれました。「石塚さんを待っているんだよ」と言うとS君は続きます。「Sも一緒に待ってる〜!!」と。掃除をしてもしても石塚さんの姿は見えず心配になったS君は「いしずかさん具合い悪いのかな〜。倒れちゃったのかな〜?」と心配していました。そんな優しい言葉が自然に出てくるS君の優しさに朝から嬉しい気持ちになりました。そんな話をしていると臙脂の車が向こうから見えました。石塚さんを一目見るなりS君は「いしずかさん楽しみにしてたよ〜」と一言。それを聞いた石塚さんも「うれしい〜」と満面の笑顔でした。S君の様に月一度のコンサートを楽しみにし待つ事が出来る様願いながら石塚さんに感謝し過ごせる一人ひとりでありたいと思います。
今回のハープコンサートは「秋」というテーマの下「虫の声」や「とんぼのめがね」「ゆうやけこやけ」等秋に因んだ曲が演奏され涼しく感じる秋をハープの音色を通して感じる事が出来ました。そして今日演奏して下さったハープは前回よりも一回り小さいハープでした。子ども達からは「おおきいハープがよかった〜」という声も聞かれていましたが中ぐらいのハープが奏でる音は大きいものよりも響き「虫の声」にはぴったりのハープでした。ハープコンサートが終わり子ども達が外で遊んでいると近くの水たまりの水がお友達にはね「あめ?」とお友達が言うと隣にいた子どもが「アーメン」と手を組み合わせお祈りしていました。あめとアーメンを聞き間違えた出来事でしたが子ども達は友達や保育者の声を聞き少しずつ言葉を覚えていくことを実感しました。
 
2010年09月17日(金) No.213 (保育日記)

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