Diary
充実した一週間でした
今朝のことです。3歳児のYちゃんは荷物を片付けた後、お母さんを見送るためにお母さんと手を繋ぎ門の所まで来たものの何となく離れがたくぐずぐずしています。「じゃあ園長先生といっしょにお母さんと『バイバイ』しようか?」と声を掛け、門の外でお母さんを見送ることにしました。すると、それまでの表情とはまったく違う笑顔を見せ「いってらっしゃ〜い」と手を振ったかと思うと、突然ぼそっと「この前、天狗来たんだよね?!」と一ヶ月前のできごとをつぶやき、お母さんの方を振り向きもせず、そそくさと門を通り園庭に行くことが出来ました。何故こんなにすんなりバイバイ出来たのか?皆目見当が付きませんが、自分なりに納得してお母さんとバイバイが出来たということなのでしょうね。
さて、来週の『敬老の日』に向けて各クラス数日かけて年齢に合わせてメッセージを書き(描き)ました。そのハガキを投函するためにここ数日、郵便局や駅前ポストまで散歩をする様子があり、昨日も3歳児や5歳児クラスの子ども達が雨の中いくつかのグループに分かれて傘を差して出掛けました。雨が降ってしまうと保育室の中で過ごすことが当たり前と大人は考えてしまいがちですが、子ども達は雨の日でも楽しく遊べるものです。中には傘をおちょこにしようとして傘の骨が折れたり曲がったり、長靴のままわざと水たまりに入り、その感触や音を楽しんでいたり…。これはあくまでも理想の部分がありますが、大人にとっては「いったい何てことをしてくれるの」と声を荒げてしまいそうな(迷惑な)ことをするのも子どもの成長には大切であり、当たり前なことなのです。そのためにも保育園では子ども達の願い、家庭ではなかなか出来ない経験をさせてあげたいと思います。そう考えると今日で3度目のハープコンサートも家庭では経験できないことであると自負しています。
ところで、昨日の園長日記で2歳児クラスのゴーヤゼリーは固まらずジュースの様だったことをおしらせしましたが、その原因は冷やす時間が足りかっただけということが判明しました。昨日一つだけ冷蔵庫に入れたおいたタッパーのゼリーが今日はしっかり固まっており、先生達の午後のおやつとして届けられたのです。そして、その傍らには今日リベンジとして作り上げたゼリーが添えられていたことも合わせてお知らせ致します。担任の先生達良かったね!
気が早いと思われるかもしれませんが、子ども達がお昼寝をしているとき、今年のクリスマスに向けた話し合いが行われました。特にこれまで年少児のクリスマスではクリスマスのテーブル劇を見て頂いておりましたが、今年は先生達が既に色々なことを考えてくれています。実現にはかなりの苦労も考えられますが子ども達のために趣向を凝らし、準備を進めようとしてくれていることに感謝です。その前に予定されている『親子で遊ぼう会』でも子ども達の成長をご覧頂ける楽しい一日、思わぬプログラムが目白押しになると良いのですが。
※これまでHPをご覧頂いた件数がいよいよ一万件になろうとしています。この数が果たして多いのか少ないのか何ともいえませんが、今後も数字が少しでも伸びてくれるように内容の充実を図りながら努力して日記を綴りたいと思います。
2010年09月17日(金)
No.212
(園長日記)
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