Diary

Ich bete für Glück(幸運を祈ります)


先月から保育園に教育実習生が実習に来ています。その実習期間も明日と明後日の二日間を残すだけとなりました。今日は全日実習ということもあり朝から少々緊張した面もちで子ども達と関わっていたように思いましたが、日中は園庭で子ども達と楽しそうに遊んでいました。保育士や幼稚園教諭を含め教職者は必ず通らなければならない教育実習。恐らく保育を終えて家に帰ると疲労感や睡魔と闘いながら必死に実習ノートや計画案を書いていたことでしょう。たった4週間という期間ですが計画案通りに行かず悔し涙が流れたり、反対に子ども達の何気ない言葉や行動に癒されたりするものです。でもそんな風に実習生が無我夢中で必死に子ども達の前に立つ一生懸命な姿は初々しく、長く子ども達に関わっている我々が実習生の言動から教えられたり気付かされたりすることも度々あることも事実。お互いが成長出来る良い4週間なのです。
実習を終えたとき、充実感と達成感に満たされ、保育って難しいけど(奥が深いけど)だからこそ楽しく、やりがいのある仕事だと思ってくれることを祈っています。また、上手くいかないことがあるからこそそこに気付きがあり、成長につながるのだと思います。自分の教育実習のことを思い出しても子ども達の関わりで上手くいかなかったことばかり、そして今も思い通りに行かないことが沢山あります。だけどこの仕事を辞められない、追求したくなるのだと思っています。そして生涯勉強が必要です。どんな仕事でもそうなのでしょうが。
 来週から、また新たな実習生が来ますので、どうぞ宜しくお願い致します。

※実習風景を見ていて面白いことに気づきます。これも当たり前のことなのですが、実習生は担当保育士と同じような声掛けや歌い方になっていることを感じます。それは我々が子ども達に与える影響と同じなのですね。
2010年09月15日(水) No.210 (園長日記)

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