Diary

夏の思い出


 八月のカレンダーも残すところあと5日となり今年の夏を思い出してみると子ども達にとっても私達大人にとってもやはり一番最初に出てくるのは「本当に暑かった」という事かと思います。しかし夏は夏にしかできない事が沢山あり子ども達の心の中に残っているのは暑さだけではなく経験した事や沢山の思い出も心の中に残っている事と思います。
今日はそんな楽しかった夏の思い出をリアルに再現して遊ぶ子ども達の遊びが見られましたのでご報告です。
早朝8時30分子ども達が北園庭にありますビートル(赤い車)の上に登り太鼓を叩く真似をし遊んでいました。「お祭りやってますよ〜」「どうぞ〜」と呼び込みをしていたかと思うと赤い車の中では「いらっしゃいませ〜やきとりですよ〜」と元気な声に誘われ子ども達が集まってきました。私も「楽しそうだね!」と声を掛けて見ると「先生はそこで踊っててくださ〜い!」と驚きの一言を言われ、赤い車の周りをグルグルグルグル何周もし踊り続けてみました。すると「はい やきとりできましたよ〜」とやきとりをごちそうになる事も出来、太鼓をたたく真似をしていていたK君に話を聞いてみると「大黒公園のお祭りに行ったから分かるんだよ!」と自慢気にそして嬉しそうに教えてくれました。子ども達の心の中に残っている楽しい思い出がこうして遊びに繋がり遊びが発展していました。子ども達の遊ぶ姿を見て一人ひとりの心の中に一夏の思い出が刻まれ、心も成長しているのだという事を実感しました。
2010年08月26日(木) No.190 (保育日記)

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