Diary

子どもも適材適所?!


 残暑が厳しくまだまだ暑い日が続いています。天気予報によると明日は予想気温35度の予定ですので色々な意味で覚悟をして出勤したいと思います。改めて今年ほどタオルを使った年はなかったと思わされる毎日です。しかし日中暑くても、夕方吹く風は涼しく「秋だな〜」としみじみ感じ、最近は日が短くなったようにも感じます。こんなに残暑が厳しくても着実に秋は近付いているのです。
さて先週の金曜日の出来事です。朝一で給食の時に食べる米を子ども達と栄養士と一緒に精米所に行き白米にしてきました。米を白米になった状態で売っているものしか知らない子どもも多いであろう現代、ほんの少しですが精米所に行って「米が白米になるまで」を実際に肉眼で見る事が出来た事はとても貴重な経験になったのではないかと思います。6人の子ども達と一緒に精米所に行ったのですがそれぞれに興味があるものは様々で、機械を通し白米になった米を真剣な眼差しで見ている姿、出来上がった白米を触り「あったかーーい」と言い繰り返し触っている姿、米が米袋に入るようにずっとペダルを踏んでくれている姿、精米所には関係ありませんが「あつい」と言い自動販売機にくっついている姿等々子ども達がそれぞれに役割を果たしてくれ無事に精米は終了する事が出来ました。そのお米は栄養士始め厨房の方々の手を通し「わかめごはん」に姿を変え食卓に並びました。沢山の方々に感謝しながらお祈りしご飯を頂きました。精米所に一緒に行ってくれたS君に「今日のごはんどう?!」と感想を聞いてみると一言「うまい」と。自分達で白米になる過程を見て触れて頂くご飯は格別だったようで一粒残らず完食した子ども達です。私も「日本人に生まれて良かった」そんな事を思い美味しく頂きました。
2010年08月23日(月) No.186 (保育日記)

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