Diary

夏バテ知らず


今日も朝から夏の日差しが降り注ぎ暑い一日でした。(でもこの何日かに比べると比較的湿度が低く風もあり過ごしやすい気はしましたが)そんな暑さなどどこ吹く風!何と0歳児のH先生は昨日からかまどでご飯を炊くことを計画していたこともあり朝からやる気満々。しかも、何とご飯を炊く鍋は本格的な羽釜。正直、僕も実際に使った記憶のない羽釜をH先生がご実家の物置から発見・持参したのです。そこで、ブロックでかまどを作り、小枝や使用済みの割り箸、七夕で使った竹などを燃料にいざ炊飯。子どもたちは見たこともないへんてこな鍋を囲み、H先生と園長が何やらやっているのですから気にならないはずはなく「ねえ、何やってるの?」「何作るの?」とプールに向かう途中に次から次へと声を掛けてくれました。普段、電気やガスで炊くご飯は炊く量にもよりますがそれなりに時間を要するものですが、今日のご飯は点火してから25分位で完成。しかも、程良いお焦げまで出来ていてH先生は大喜び。勿論、ご飯を炊く際に大好きなジャガイモも火に入れられていたことも彼女にとっては幸せだったのかも知れませんが…。この食欲は絶対に夏バテ知らずです。ちなみに、山形の銀山温泉には「夏知らず」という洞窟があるはずです。
 さて、昨日、今日と虫(セミ、ハンミョウ)が園庭で死んでいたりするのを子どもたちが見付け大喜び。昨日はアブラゼミを「持ち帰りたい」という4歳児のNちゃんの声にお母さんは「・・・」それでもティッシュに包みリボンで飾りを付け「お母さんが出さないでと言うところでは出さない」ということを約束して持ち帰りました。ただし、その後、家庭でののセミ扱われ方とお母さんの反応は確認しておりません。少々心配です。
 最後に、昨日も子どもたちの夏休み中の土産話を記しましたが、今日は昨日の続きと、新たな声をお届けします。昨日横浜中華街で何を食したのか語ってくれなかったY君。今朝お父様が園に送ってきて下さったので横浜中華街で何を召し上がったかお聞きしたところ、Y君に耳打ちし、僕に教えてくれるように促して下さったのにY君は昨日とおなじで「・・・・」するとお父様が「北京ダックとか色々食べたんだよな!」と教えてくれました。これで昨日からの疑問が解けてすっきりすると共に、毎日出勤、帰宅する際に目にしている聘珍樓の看板を思い出しました。
 
子どもたちの土産話!第二弾
1.4歳児のKちゃん「おさか参りに行った」
 きっとお墓参りでしょう。自分の存在は先祖があってこそ。幼い頃から先祖を大切にすれば、生存不明のお年寄りなんて絶対出てこないと思うのですが。
2.4歳児I君、5歳児Kちゃん「山形に行ってきたよ」
 I君は玉コンをKちゃんはおばあちゃんの所でスイカを食べてきたそうです。どちらも山形を思い浮かべさせてくれる食べ物。因みにI君は流石に玉コンにからしは付けなかったようです。Kちゃんがスイカに塩を掛けたかどうかは不明。でもスイカに塩。僕は絶対に解せません。
3.3歳児Rちゃん「ドンドコドンしてきた」とニコニコ
 どうやらよく聞けば太鼓を叩いてきた様子。でも今朝登園した際は少々不安げで、涙がこぼれそうだったのに…。ちょっとしたきっかけで子どもは直ぐに気分転換できるのですね。大人もかくありたいものです。
2010年08月18日(水) No.182 (園長日記)

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