Diary

きれいな花が咲きました


2歳児クラスのK君。教会の所に咲いた大きな向日葵が嬉しくて仕方なかったのでしょう。僕の所へやってきて、しきりに何かを訴えてくるのです。よくよく聞いて見ると、どうやら「えんちょうせんせい、ひまわりがさいたから、ちょっとみにきて」そう言っているのです。そういえば、先週見た時、少しで花が咲きそうと思っていたのです。その向日葵が開花したのです。思えばこの向日葵は昨年咲いた向日葵の種がこぼれたか、子どもたちがあちこち遊びの中で使った種が芽を出し育ったものなのです。それが大人の背丈より大きくなったのですからK君から見れば物凄く大きく見えるのでしょう。そしてその喜び・驚きを何としても僕に伝えたかったのでしょうね。でもそんな気持ちが嬉しかったりするものです。この世に生を受けたった2年しか経っていない子どもでも喜怒哀楽がしっかりと育っている事を再確認しました。ところで、皆さんご存知かと思いますが、向日葵はある程度育つまでは太陽の動きに合わせ(花がお日様の方を向く)花が動くので向日葵と言うのです。そしてしっかり育つと一定方向を向いて動かなくなるのです。フランスでは沢山の向日葵畑があり、この時期はツール・ド・フランス(自転車のロードレース)のコースでもそんな向日葵畑が映しだされます。そんな、向日葵の絵を描いたゴッホ。そのゴッホの描いた『ひまわり』を生で見ると、その向日葵の迫力が伝わってきます。それは写真等では見る事が出来ない油絵の具の盛り上がり等に起因しているのでしょう。
 さて、今日もう一つ花が咲きました。それは、子どもたちの大好きな花火という花です。夕方6時から北側の園庭に於いて、消防士の方のご指導のもと、花火の遊び方講習が行われ、手持ち花火や打ち上げ花火などの小さな花が咲いたのでした。一時間程度の短い時間でしたが、子どもたちはそれぞれ好きな花火を選び、思い思いの花火を楽しめたようです。(中には打ち上げ花火もあり、その音に驚く子どももいましたが…)お忙しい中いらして下さった消防士の方々、またお仕事の後にご参加下さった保護者の方々に感謝です。これからご家庭でも花火をする機会が増える夏。くれぐれも事故や怪我のないように気をつけて下さい。
2010年07月27日(火) No.169 (園長日記)

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