Diary

ご心配をおかけしました!?


 夏まつりの余韻が残っているためか、今朝、子どもたちを送ってきて下さった保護者の方々が「先日は有難うございました」とか「お疲れさまでした」「楽しかったです」とお声掛け下さいました。
ところがその中の何人かの表情が何となくニヤニヤしているのです。そうです。その原因は勿論自分にあることはよーく分かっているのです。その原因は第二回目のシンクロの公演で僕が本当に足を攣ったことなのです。そのため「園長先生足の具合は良くなりましたか?」とお声掛け頂いたり「園長先生は大丈夫でしたか?」と感想を寄せてくださった方がいたり。でも、あの足を攣ったことも含め、シンクロの演技は全ては演出だったのです。そうです。あの足を攣ったことも、Y先生がソックスを脱ぎ忘れていたことも含め全て演技であり、僕が足を攣ったと思われた方は僕の演技に騙されたということなのです。でも本当は3歳児クラスのY先生も足を攣ることになっていたのにすっかり忘れていたようで…。その他にも裏を暴露すれば、当日を迎えるまでには「最後は誰かが担架で運ばれることにしよう」とか「ジャクソン5を教会で掛けて大丈夫か?」など様々な話し合いがありました。それは、シンクロコーナーに限ったことではなく、職員会議で検討した後、各コーナーごとに話し合いや準備がなされていたのです。それにしても、準備は長くかかっても、いざ、夏祭り本番が始まるとあっという間に時間が過ぎてしまうものです。だからこそ反対に子どもたち、先生達の中には充実感と達成感が満ちるのかもしれません。そして、何よりも大切なことは、少々雨が降ろうが暑かろうが友だちやお家の方と一緒に笑うこと、食べられることができる事を感謝することであり、それが当たり前でない世界があることに気付く一人ひとりでありたいものです。この夏祭りの経験が、今後の“遊ぼう会”などで生かされれば良いなあと思っています。
2010年07月20日(火) No.162 (園長日記)

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