保育日記

はなかっぱ

　今日は梅雨の合間の晴れ間となり、子ども達は元気に遊んだり園長先生がナイアガラのぶどう棚の間引きをして下さるのを近くで見たり、試食したり？！していました。「どんな味？」と聞かれると眉間に皴を寄せ「すっぱい」と一言。一方では教会の階段に座りじっくりとまだ未熟な葡萄を味わう姿が見られました。何とも言えない可愛らしい姿がとても印象的です。
子ども達が葡萄の味見に夢中な中Ｉ君が「せんせいちょっとこっちにきて！！」と手を引っ張り大豆の芽が出た畑に連れて行ってくれました。すると「せんせいここに座って　これは大豆の芽だよ　ＮＨKの　はなかっぱはね、大豆が大好きなんだよ　知ってる？」とどちらが子どもか保育者か迷ってしまう様な会話が続き、「Ｉ大豆あんまり好きじゃないけどこれは食べてみようかな～・・・」「Ｉ君どうやって食べようか」と聞いてみると「・・・（少し考えて）かみかみ大豆で！！」と日頃給食で食べているおやつの名前が聞かれ、食べながら自然に名前も覚えていたんだと思い嬉しくなりました。今年度は各クラスで野菜の苗を植えたり種を蒔いたりしながら成長を楽しみに待っています。もしかしたら育てている物の中には子ども達が苦手なものがあるかもしれませんが自分達で苗を植え育てたことで（食べてみよう）と思えるきっかけになればと願っています。育てる楽しさ・難しさ・食べる喜び・そして命や自然を下さった神さまへの感謝を味わう事が出来ればと思います。
　良い汗を流しているのは戸外遊びの時だけではありません！！！二週間後となった夏祭りの準備を子ども達と一緒に話し合い進めています。保育室内でも午睡中も？！（午睡中は先生方）夏祭りを心待ちにしながら楽しい準備と計画が進められています。子ども達と保育者が流している汗が当日夏祭りに繋がる事を信じて・・・。
　　　

　

2010年07月02日（金） No.150 (保育日記)

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