Diary

あっという間の一週間


気が付けば今日は金曜日!先週5歳児のクラスから始まった自由参観も今日をもって全クラス終わりました。お仕事を休んでお越し下さった方々本当に有難うございました。反対にこの期間どうしても都合が付かず来ることが出来なかった方々どうぞお時間のある時にいらして下さい。
 さて、保育園の名物!?とも言える滑り台を滑り終えたあたりに、赤いいちごが実り始めました。子どもたちが直ぐに収穫出来るところに実ったいちごは完全に食べ頃を迎える前にあっという間に見あたらなくなるのですが、フェンスを越え、隣の家との間に伸びたランナーに実ったいちごは子どもたちの魔の手から逃れしっかり赤く実っています。ところが、その魅力的な赤を子どもたちが見逃すはずはなく、今日も夕方5時を過ぎた頃、5歳児のT君が職員玄関から「園長先生〜!ちょっと来て!いちごが赤くなってるんだけど…」そうです。その言葉とT君の目は明らかに“いちごを食べたいモード”なのです。そこで一緒にフェンスの所に行き「じゃあ、取ってたべたら?」と言っていちごを収穫にかかりました。ところが、フェンスの網を通ったものの、ねらった大きないちごには手が届かず、ヘビいちごの親分といった感じのいちごだけが取れただけ…。そこで物置から火ばさみを取り出し念願のいちごを収穫。そこで、T君にはその根性と熱意に負けこっそりお裾分けしてあげました。すると「僕だけで良いの?他の、の○み組のみんなにはあげないの?」と何とも優しいことを言ってくれました。しかし、沢山の収穫にはならなかったので、小さなクラスの子どもたちに分けてあげたところ、親鳥から餌をもらう雛のように嬉しそうに食べていました。それから、今日の面白い出来事といえば、1歳児クラスのS君が僕が今日着ていたポロシャツを見つめ、「カエル!」と言っているのです。胸のマークのある動物がカエルに見えるのだと思い、担任の先生達と「そうかあ〜、カエルだと思っているのかあ、面白いねー」と話していたのですが、S君が何度も言う「カエル」をよくよく聞けば「カエル」ではなく「カイジュウ(怪獣)」だったことに気が付いたのです。確かに、カエルも僕のポロシャツのマークもなんとなく一くくりに出来そうないきもの。そして、怪獣にも見えるポロシャツのマークに、子どもの表現の豊かさを思い知らされました。何しろ相手は1歳児なのですから!!!!!!!!!!
2010年06月18日(金) No.141 (園長日記)

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