Diary

内容の濃い一日!


32年前の明日、昭和53年(1978年)6月12日,17時14分,マグニチュード7.4(震度5)の地震が仙台市を襲いました。その後も地震大国日本では、阪神大震災をはじめ、最近では宮城県北部で地震が発生しています。地震調査委員会の平成19年1月10日発表内容によると「宮城県沖」を震源とする地震の今後10年以内の発生確率は60%程度、今後20年以内の発生確率は90%程度、今後30年以内の発生確率が99%と言われ一層防災意識が高まっています。そんなこともあり、保育園では明日の防災の日を前に、今日、地震が発生、その後に火事が発生したことを想定した避難訓練を行いました。子どもたちの中には突然の地震発生の放送を聞き驚いて泣いてしまったり、表情が硬くなったり…。それでも上手に河川敷に避難し、真剣に消防士の方の話を聞き、先生達たちによる消火訓練を見て災害時の備えをすることが出来ました。そして何よりも、赤い消防車や備品を見せて頂き大喜びでした。また、給食も災害被害時を想定し、おにぎりとぶた汁といういざとなった場合、外でも比較的簡単に料理が出来るであろうメニューを準備してもらいました。そして、3歳児から5歳児の子どもたちは外で食事をしました。外での食事は一層美味しく感じるのか、賑やかに話をしながら大喜びでおにぎりをほおばり、ぶた汁を何度もおかわりする姿が見られました。内緒ですが、M先生の持ってきたお椀はギターを一生懸命練習しているY先生より大きかったことをお知らせ致します。きっと他の先生も沢山食べられるのでしょうが、保育参観にいらして下さった保護者の手前、遠慮していたのかも知れません。でも、M先生のように食欲があること、恥ずかしがることなく!?大きなお椀を持ってきて美味しそうに食事をすることは見ていても気持ちが良いことですし、食育の面から考えても子どもたちにとっても良いことだと思います。
 さて、今日、子どもたちが静かに昼寝をしている時間、大河原警察署の生活安全課の刑事さんにいらして頂き、職員対象に防犯訓練をして頂きました。実際に不審者に扮して下さった刑事さんの迫真の演技に、対応する我々もたじたじ…。特に、訓練と分かっていても、不審者役の刑事さんより不審な行動を取ったC先生を見た時、いざとなった時には人間はどうして良いか分からなくなることを筆頭に、刑事さんの眼力は一般人の眼力とは確実に違う力があること、そして、細身に見えても素敵なスーツ下はかなりの筋肉質であることを犯人を取り押さえる時に感じました。あんな目で睨まれたら悪いことをしていなくても謝ってしまいそうな気がしました。本当にどうもすみません。いやいや、本当にどうも有難うございました。
 長くなりましたが、最後に、今週は5歳児クラスの自由参観が行われ、多くの保護者の方が園を訪れ子どもたちの様子を参観したり、一緒に遊んだりして下さいました。感謝致します。子どもたちが喜んでいたことがその表情から読み取れました。来週は、他のクラスの保育参観が予定されています。是非、子どもたちの成長した姿を見にいらして下さい。
2010年06月11日(金) No.135 (園長日記)

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