保育日記

今も昔も楽しい事は同じ？！

　今朝「おはよー！！」と子ども達の所に近寄っていくと挨拶よりも先に「せんせい、ちょっとこっちきて！！」と私の手を引き、北園庭に連れて行ってくれました。すると「これおいしいんだよ、食べてみな」と口に持って来てくれたり「甘いんだよね」「おいしいんだよね」と友達同士顔を見合わせ笑ったりしていました。また次々に甘い匂いに誘われる蜜蜂のように子どもが集まり皆で朝から蜜を吸っていました。その甘い正体は『アカツメグサ』です。中には蜜を吸いながら「パパとママにもあげよう」とお土産までしっかり準備しているＲちゃん。自分だけ美味しい思いをするのではなく、美味しい事も皆で分け合う気持ちに朝から嬉しくなりました。又、次から次へと蜜を吸い最後に一言「朝ご飯食べなかったから！！」と教えてくれる姿もありお腹がすいて本気で吸っていたのかと思い何だか可笑しくなってしまいました。Ｕ君とは「朝ご飯食べないと元気に遊べないから食べておいでね」そんな事を話しながら過ごしました。
子ども達の姿を見ていて私も小さい頃『アカツメグサ』という名前を知らぬまま同じように蜜を吸って遊んでいた事を思い出し、不思議で嬉しい気持ちになりました。きっと楽しい・嬉しい事は今も昔も同じなのだという事を実感しながら過ごしたひと時でした。改めて自分が子どもの時楽しかった事を思い出し今日からの保育に臨んでいきたいと思います。
保護者の皆様もお子様をお迎えにいらした際はお子様と一緒に北園庭まで足を運んでみて下さい。お仕事の疲れを甘いアカツメグサで癒してみてはいかがでしょうか。

2010年06月10日（木） No.133 (保育日記)

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