Diary

昼寝を終えて


保育園には必ずある昼寝!僕は幼稚園で育ち、実体験がないうえ、幼稚園で仕事をしていた時期が殆どなので子どもたちがこの昼寝の時間をどのように感じているのか正直分かりません。もちろん、年齢の小さい子どもたちにとってはとても大切であり、こどもたちも当たり前のように昼寝(午前寝)をしています。反対に体力が付いてきた子どもたちの中には、なかなか寝付くことができず布団の上をゴロゴロ転がったり、力を持て余し走り回り先生に叱られたり…!それが昼寝の実態です。(保育園を卒園し大人になった方々に聞くと、保育園で嫌だったことの中に必ずといっていいほど昼寝が入っているようです)
 さて、そんな毎日昼寝をしている子どもたちの中に、ほぼ毎日と言っていいほど目覚めの挨拶をしにきてくれる子どもたちがいます。特別職員室に魅力的なことがあるわけでもなく、パソコンに向かっているおじさんと数人の美人職員!?がいるだけだと思うのですが、「園長先生おはよー!何してるの?」とご機嫌な声で目覚めの挨拶をしてくれます。今日もいつもの通り何人かが登場し!?印刷機の音を聞いて「貨物列車のおとみた〜い」と大喜びでした。僕の学生時代は職員室、イコール特別な所。あるいは叱られる所ということがインプットされているので、こんな風に職員室に飛び込んでくる子どもたちを見ると良いのか悪いのか…!?考えてしまいます。しかし、子どもたちが職員室にきてくれることは僕にとってはある意味嬉しいこと!!何故なら子どもたちが「職員室に行くと怒られるから行きたくない!!」なんて思っていないということなのでしょうから!
でも子どもたちにこれだけはお願いしています。お客さんが来ているときには我慢すること。職員室では走り回らないこと。大声を出さないこと。などなど!今後も子どもたちが「おはよう!何してるの?」とか「園長先生○○作って!」と言って飛び込んで来ることが出来るところ。そして何よりも先生達が子どもたちのことを語らい、時に悩みを相談したり、大声で笑ったりするスペースであることを願わずにはいられません。そのためには僕の役割が大きいのでしょう。責任を感じます。
2010年06月04日(金) No.128 (園長日記)

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