Diary

あめふり


 今日は一日雨となりました。子ども達は朝傘をさし長靴を履いて登園してきました。「自分でクルクル出来るよ」と傘を閉じるのを見せてくれたり「これ新しいんだ!」と買ってもらった傘を見せてくれたりと雨の日でも嬉しそうです。そんな中Yちゃんがお母さんと登園してきました。その顔は何だか泣きたい気持ちを我慢しているかのように見えました。Yちゃんに聞いてみると「ママがいい・・・」と泣き出してしまいました。土日をゆっくりお家で過ごしお母さんと離れたくない素直な気持ちでした。「お母さん(お父さん)が良いよね。でもお友達も先生もYちゃんの事待っていたんだよ。」と伝えながら寄り添っているとYちゃんがゆっくり話し始めました。「パパ、元気に会社行った、ママ、元気に会社いった、Yちゃん(お姉ちゃん)は元気に学校いった」そう、つぶやきながらおはようブックの今日の日付け所にシールを貼り始めました。Yちゃんは家族の皆が「元気に・・・」出かけて行った事を思い出し自分も!!と寂しい気持ちを少しだけ我慢して自分に言い聞かせている様にも聞こえ胸が熱くなりました。登園時、雨の様な涙を流したYちゃんですが、朝の用意が終わると笑顔を見せカプラ(木製玩具)で遊び始めました。ほんの一瞬の出来事でしたが身体だけでなく心も成長している事を感じる事が出来た時間でした。
2010年05月24日(月) No.118 (保育日記)

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