Diary
花殻摘み
保育園の園庭や花壇に咲くパンジーやビオラ、チューリップなどが目を楽しませ、心を癒してくれています。植えたときにはこんなに大きくきれいに咲くとは思えなかった痩せた球根から驚くほどの背高のっぽのチューリップが咲いています。その姿は正に太陽に向かって背伸びをしているかのようです。それにしても、あのチューリップ、花の下(茎)が長すぎるように見えます。同じ“はな”でも“鼻”となると『鼻の下が長くなり』大変な事になりますが…。そんな、ビオラやパンジーの花殻を摘んでいると「園長先生どうしてお花取っちゃうの?」と数人の子どもたちが興味を持ったらしく話しかけてきました。「咲き終わったお花を取ると、次にまたお花が咲くんだよ」と教えてあげたところ「へえ〜っ、じゃあ、手伝うね」と言って次々に鼻殻を摘んでくれました。終いには「お母さんに持って帰るから」と言って、ポケットに摘んだ花を押し込もうとする子もいましたが、次からは子どもたちだけで鼻殻摘みが出来そうです。
さて、気温が上がり、花が咲き始めるとどこからともなく虫たちも現れ、子どもたちは、そんな虫たちをめざとく見付け小さなバケツに採集しています。また、目を空へ転ずると、ツバメが巣作りする場所を一生懸命に探しています。随分前に何度か巣を確認するかのように飛んで来ていたのですが、今日はかなり真剣、本気モードといった感じでした。昨年度は何故か巣作り途中で断念したツバメたち、さて今年度はどうなるでしょうか?そしてツバメが飛来している期間中、子どもたちとツバメの虫争奪戦!?が続くと共に、鳥の苦手なM先生にとっては気が気でない受難の季節となることでしょう。間違っても保育室に飛来し“悲鳴”が響かないことを願うばかりです。
2010年05月07日(金)
No.107
(園長日記)
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