Diary

ありがとう


 今日は雨の一日でしたが、庭の花や木、草には恵みの雨となりました。今朝子ども達と遊んでいるとこんな声が聞かれました。「あ〜あ雨だとお外行けないから嫌だな〜」と。「長靴はいて傘さして行ったらど〜お?」と聞いてみると「嫌だ〜だって濡れるもん」という返事が返ってきました。改めて、雨の日には雨の日にしかできない保育を工夫し、雨の日でも楽しく過ごす事が出来るという事を子ども達と一緒に過ごす中で味わっていきたいと思いました。
給食を食べ終わった後にパジャマに着替え午睡の準備をしている時のことです。「せんせ〜おんぶして〜!!」と言いながらおんぶしてきたrちゃん。しかし、長い間おんぶだけしている事もできず、申し訳ない気持ちも少しありながら、しばらくおんぶした後、私はおんぶしながら掃き掃除やパジャマに着替えるお手伝いをしていました。するとrちゃんは「せんせい、ありがとう。じゃあね」と言って2階のホールに登って行きました。「ありがとう」の一言ですが、飾らず素直な一言にとても嬉しい気持ちになりました。そして、そんな素直な子どもを見ていて私は感謝の気持ちをどれくらい伝えているかと考えさせられました。思っていても言葉にしないと伝わらない気持ちを子ども達は素直に表現し、伝えてくれます。一日過ごしていると子ども達や先生方に「ありがとう」と言う場面が沢山あります。それだけ、子ども達や先生方に助けられて自分がいる事を感じます。もうすぐ家族に感謝する日礼拝を予定しています。たくさんの「ありがとう」を色々な形で伝える事が出来たらと思っています。
2010年04月28日(水) No.102 (保育日記)

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