Diary

今年度初のサッカー教室


 今日は今年度初のサッカー教室でした。
 4歳児はこれまでサッカー教室を憧れの眼差しで見ていこともあり自分達がやっとできるということで大喜び。また5歳児の子どもたちは昨年度までの経験があるので、朝からコーチが来ることを心待ちにしていました。しかし、昨日からの雨が降り続き初回のサッカー教室はホールで行うことになりました。子どもたちは狭いホールでもコーチが考えて来てくれた楽しいプログラムに取り組み楽しく過ごせたようです。そんな中、今日初めて来て下さった若いYコーチに興味を持ったのかT君がM先生に「ねえ先生、携帯の番号聞かなくて良いの?」と余計な心配までしてくれていたようです。子どもって色々なことに興味関心?!いや心配りをしているのですね。
 さて、今朝4歳児のK君が雨の降る中、傘を持って外に出てきてお友だちの登園を僕と一緒に待ってくれました。雨が降るとついつい外に行ってはいけない!といった感情が先に出てしまうことがあると思うのですが、雨の日だからこそ感じることが出来る、反対に雨の日にしか出来ない経験があることを忘れてしまっている大人が多いことさえ感じます。K君はT君を傘に入れてあげて男の子二人での相合い傘をしながら何やら話をしていました。また、5歳児のK君S君は傘をおちょこにして雨の降る中、園庭の家に登りご満悦!!雨で濡れたお家に座るということは必然的にお尻が濡れる。そんなことをして一体何が楽しいのだろう?と思うのも大人の考え。雨の中で過ごす彼らの姿、そこに本来の子どもの姿を見ることが出来た思いがします。大人になった皆さんも幼いころ傘をおちょこにして雨水をためたり、わざわざ水たまりに入り靴や長靴に水を入れて楽しんだ記憶があるのではないでしょうか。僕は相変わらず水たまりの水を効率よく流すにはどうしたら良いか、子どもと同じように川作りに励んでいます。一体いつになったら大人になるのでしょうか…。
2010年04月28日(水) No.100 (園長日記)

No. PASS