Diary

朝の一服!?


 入園・進級して間もなく一週間、新入園児も随分保育園に慣れて元気に登園してくれています。今日は昨日降った雨で園庭に出来た水たまりは日中の暖かさも加わり格好の遊び場となり、ほし組(2歳児)の子どもたちは着替えがなくなる程、びしゃびしゃの泥だらけになりながら遊びました。(まるで染織家が川で作業をしているかの様に・・・)また、進級児は新たな環境(保育室)や新たに加わったお友だちを受け入れ過ごせるようになった反面、新入園の子どもにヤキモチを焼き自分を一生懸命にアピールするかのように保育者から離れなかったり泣いてみたりする様子も見られます。そんな中、てんし組(3歳児クラス)に進級したRちゃんとSちゃんは今朝、職員室に登る階段のところにある柱を挟んで背中合わせに寄りかかり「さあ、タバコ吸おう!!」と言ってタバコを吸う真似をしているのです。その仕草が落語家がキセルで煙草を吸うかのような何とも可愛らしい姿で最高!!しかも、一度でなくスコップで砂遊びをした後に「また吸うよ〜!」と言っては一服!!仙台駅のペデストリアンデッキの喫煙所で至福のひとときを味わう“おっさん”顔負けといった感じでした。その余りの楽しそうな表情にこっそりカメラに納めたいところでしたが、残念ながら心の中に納める事にしました。でも、きっとあの二人はまた柱を背に喫煙ごっこをするでしょう。楽しみにしておきます。
 さて、先週の金曜日のことです。あい組(4歳児クラス)に進級したI君と一緒に子どもたちの迎え入れをしているとき、I君が僕の指を見て「園長先生の爪短すぎ!!小さい頃爪噛みすぎたでしょ!だめだよ!」とダメ出しをするのです…。確かに爪を切ったばかりではありましたが、特別、深爪をしたわけでもなく自分では普通だったのですがI君にとっては爪噛みをして短くなったように思ったのでしょう。つくづく子どもの発想って面白いと思いました。
2010年04月06日(火) No.83 (園長日記)

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