Diary

今年度最後の一日


 今日もいつものように門の所で子どもたちの登園を待っていました。数ヶ月前までは駐車場から抱きかかえられるか、おんぶしてもらって保育園に登園していた0歳児の子どもたち、泣いて登園を嫌がった子どもたちが保護者の方と一緒に左右の安全を確認し、しっかりとした足取りで歩いて道路を渡って来ることが出来るようになった姿を見て改めて子どもたちの成長を実感することが出来ました。当たり前ですが5歳児の子どもたちが保育園で食べる給食も当然今日が最後でした。合同保育ということもあり、5歳児の子どもたちは今日、分級して色々なクラスで食事をしました。そんな中「園長先生、今日○○組に食べに来て」と以前から声を掛けてくれていたT君たちが今日も給食に誘ってくれたので久しぶりに子どもたちに囲まれて食事をしました。そこで、卒園する子どもたちに「保育園の給食で何が一番好きだった?」と聞いたところ「鶏肉の唐揚げ」「エビフライ」といった声が多く聞かれましたが、Y君は「納豆ご飯!」と断言していました。「でも“納豆ご飯”ってお家でも食すことが出来るのでは・・・。」と思っていたところ、案の定、何人かの「ハムカツが一番好き」という一言にY君も「あっ、僕もハムカツだった」と大慌て!!。“納豆ご飯”では毎日一生懸命に給食を作ってくれた給食室のスタッフに申し訳がたたなくなるところでした。
 さて、今日を持って本当に保育園を卒園することになる5歳児のMちゃんのお母様から、これまでの保育園への感謝を綴った心温まるお手紙を頂戴しました。その文面に職員一同が励まされた反面、これまでの保育を振り返り「本当に充分な保育が出来たか?」と考えさせられました。小学校に行っても神さまのお導きとお守りがある様に、また、保育園での経験と思い出が子どもたち一人一人の心の中にあるように祈るばかりです。これまで保育園の運営にご理解・ご協力下さったご家族皆様に感謝致します。それぞれのご家族の生活の上に、これからも神さまの豊かな祝福があることを祈ります。そして、進級する子達が今後も健やかに成長出来るように我々は努力を惜しむことなく子育てのお手伝い、保育をしていきたいと思います。

2010年03月31日(水) No.79 (園長日記)

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