Diary

木村カエラが来園!?


 今朝I君を送ってきたお父さんが僕と挨拶を交わした後すぐ「昨日木村カエラが来たんですってね!」と目を輝かせて話しかけて来られました。僕は一瞬「・・・・・・?」と思ったのですが、そういえば昨日第二光の子保育園の子どもたちと一緒に、自称“木村カエラ”先生が遊びに来ていたことを思い出しました。勿論、木村カエラ先生!?と仲の良いM先生がI君にそんな事を話したことをI君がしっかり覚えていて、降園後、お父さんに「今日木村カエラが来たんだよ!!」と話し、それを信じたお父さんが驚いたという事なのでしょう。I君をお預かりする際「では本物の木村カエラが来たときにはお声掛け致しますので…」とお話しすると「宜しくお願いします」と言い残してお仕事に出勤していきました。お父さんは木村カエラのファンなのでしょうか?でも、絶対に本物の“木村カエラ”は来園することはないでしょう。
 そのほかにも、今朝子どもたちの登園を待っていたとき、園から見える信号機を托鉢の僧侶が渡って行くのが見えました。それを近くにいたK君も見ていたようで「園長先生、今、寒太郎が通って行ったよ」とビックリした様子。あれこれ説明しても難しいと思ったので「じゃあ、見に行って見よう」と河川敷の方に走ったのでですが姿は見えませんでした。K君にとっては寒太郎以外の何者でもなく見えたのでしょう。
 さて、卒園を週末に控えた5歳児は残り少ない保育園生活を惜しんでいるのかのように「♪〜そうよ、かわいい、かわいいイエスさまよ〜!」とクリスマスの時に歌った讃美歌を歌いながら遊んでいました。クリスマスから3ヶ月も経ったのにしっかり歌詞を覚えていたことに嬉しさを感じました。また、嬉しそうに“アメジスト”を握りしめ登園してきたY君「これ見て!アメジストの化石」と僕に宝物を見せてくれました。勿論“化石”ではなく本物でしたが見せてくれた後はしっかりお母さんに手渡していました。「鉱物が好物!?なの?」と話しかけたのですが、こんなオヤジギャグに反応して下さったのは言うまでもなく“お母さん”だけでした。午前中そんなY君を含めた5歳児の子どもたちは卒園式の通し練習をしました。式に参加する4歳児の子どもたちの他にも小さなクラスの子どもたちがお客さんになり様子を見に来てくれたことが嬉しい反面、照れてしまいいつになく落ち着かない様子も見られました。しかし、これまでの成長を信じ当日一層成長した姿を見せてくれる事を期待して20日を迎えたいと思っています。
2010年03月17日(水) No.71 (園長日記)

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