Diary

創意工夫


園庭の環境が変わって一週間も経ちませんが子どもたちの遊びが大きく変わりました。大きな桜の木の枝から吊り下げられたブランコに多くの子どもたちが列をなし自分が乗る順番を待っていること、また、園庭中央のケヤキの木を中心にして造られた丸太の回廊と地面に立てられた数本の丸太で遊ぶようになったことです。その中でも驚かされるのは4歳児H組のA君など数人の男の子が結構な高さの丸太に上り、そこから数十センチ離れた丸太から丸太へぴょんぴょんと飛び移り、そこから地面にジャンプするのです。そんな子どもたちの姿をご覧になったら多くの方が「危ないからやめなさい」というか悲鳴をあげるかのような気がします。もちろんA君たちも最初から上手にできたのではなく、何度か躊躇しながらも自分で可能かどうか確かめ創意工夫しながらトライし、うまくできたことで何度も繰り返すことで自信をつけて取り組めるようになったのだと思います。そんなA君たちの姿を「凄〜い」と言いながら憧れの眼差しで見ている子どもたちがコツを教えてもらい、真似をしていくことでしょう。同じように木登りやブランコのでの遊び方も子どもたち同士で伝え合い・助け合う姿が見られ嬉しく思っています。そして、親ばかのようですが、僕はこれも我々の保育園の特徴であり誇れるところだと自負しています。
 さて、10月も残りわずかとなり、園庭の未満児クラスのサツマイモ畑で試し掘りが予定されています。土の上の葉や蔓はそれなりに育っているような気はしますが土の中で育っているであろうイモの様子は全くわかりませんし、葉や蔓の育ちと比例しているとは限らないでしょう。そんなことからも試し掘りでどんなイモが掘れるか楽しみです。
2016年10月26日(水) No.1926 (園長日記)

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