Diary

複雑


研修会最終日の今日は、清里で「森のようちえん」の活動を続けながら子どもたちの何気ない日常生活をファインダーに収め続けている小西貴士さんという写真家の講演でしたが、駅前の宿泊先から講演会場へ移動しても、帰りの飛行機の搭乗時間を考えると、講演が始まってすぐに講演会場を出てまた駅前に戻りバスで大阪へ移動し、伊丹空港へ向かわなければならず泣く泣くバスに乗ることになりました。僕も時々保育園での子どもたちの姿を時々写し、ほっこりさせられることがあるのですkら、きっと講演会場では生き生きとした子どもたちの表情をプロのカメラマンが本格的なカメラで切り取った映像がが大きく映し出され、その一枚一枚の写真に込められた思いや状況が話されたことでしょう。そう思うと本当に残念でなりません。
 一方、飛行機の座席が行き帰りとも窓側だったこともあり普段見ることができない眼下に広がる景色を鳥瞰すること、写真に収めることができとてもラッキーでした。ところが、自分自身が津波被害を受けたわけではないのに、震災以降、飛行機から眼下を眺めた時、「地震によって津波が起きた場合、沿岸部にある地域がどうなるだろう」という感情がどうしても生まれ、心配になってしまいまいます。これも震災による心の傷なのかも・・・。
2016年10月14日(金) No.1917 (園長日記)

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